家族が認知症!?

皆様こんにちは!
今日は認知症についてお話をしていこうと思います!



初投稿記事でお話しした通り、僕は現在介護福祉士として福祉施設で働いています。
これまで本当にたくさんの利用者さんや家族さんと関わってきました。
(あっ、  仕事ができる介護士かどうかはあまり触れないでくださいね。笑)


そんな中で僕たち福祉施設側が感じる事と、家族が感じる事ってすごくすごく違うことが多いんです!
その中の1つとして、今回のテーマでもある認知症についてです。


昔に比べたら認知症はかなり多くの人に知られるようになったと思います。
ちなみに皆さんが認知症に対して持っているイメージってなんですか?
多分ですが、一番良く知られているのは物忘れ、又は記憶障害ではないでしょうか。


もちろん記憶障害は代表的な症状ではあります。
ですが認知症の症状には僕が経験した中でも、、、

・感情の起伏が激しくなり、怒りっぽくなったりする
・片づけが出来ない
・会話の途中に、急に違う話をしてしまう
・顔の表情が無くなる
・食事を摂ることが出来ない
・歩行困難
・幻視
・脇に体温計と思い鉛筆を挟む
・飲み物が入ったコップに異物を入れる
・物とられ妄想


等々ここには書ききれないほどの症状があります。
普段から認知症の方と接する機会がない方にとっては衝撃的な内容が多いと思います


ある認知症利用者さんの家族さんとのエピソードなのですが、、、、、





利用が始まり数日は施設に来て頂いていた頃はご自分で歩かれていたし、食事もご自分で摂られていました。
ですが、利用が始まった数日後、朝ご利用者さんをお迎えに行った時ご家族から突然、
「たまにあるのですが食欲がない日が定期的にあったり、歩く気が無い日があったりして、今日はご迷惑をかけると思います」


と言われました。

僕たち介護者側はその方が認知症があるというのは利用前の基本情報として知っていたので何となく察しはついたのですが、、、

いざ介護すると、歩く気がないというよりは、歩くという行動が良く分かっていない、
僕たちがいくら歩きましょうと言っても足の出し方が分かっていない、そんな感じに思えました。
食事の際は、箸を持つという行為が出来ない、いくら声をかけても箸が持てないんです。仕方なく職員が介助し、口の中に食べ物を運んでも噛むという動作ができない、
なので即中止しました。


だけど不思議な事に別の日になると、歩けるように、食べれるようになっているんです。




これがまた大変なことで、家族はこれが認知症だと理解できない場合があります。
一般的な物忘れ=認知症と認識していると、まさかこれが認知症とは思わないかもしれませんね。そして日によって症状の度合いが変わる事、それが家族にとって、今日は歩く気がない、食欲がないという風に感じてしまったのかなと個人的には思いました。



結局自宅での介護が限界に近づき、その利用者さんは入所が決まりました。



このように認知症には色々な症状があり、認知症にもいくつかの種類が存在するのです。なので皆さんももし、ご家族にいつもと違う変化がみられた場合、色々な視点から
考えてみるのも大切かもしれません。





ちなみに29歳男、独身実家暮らし、将来結婚は考えていません(笑)  の僕は認知症予防の為に定年した父親に僕が会社に持っていく弁当を作ってもらっています!!
最低な息子です!笑



いや、これには親を思っているからこその対策なのです!
僕の休みは不定休なので、この日は弁当が必要でこの日は必要ない、と把握してもらいます。そして必要な日に弁当を作ってもらう。
定年を迎えた父が日常に役割を持って、意識して何かに取り組む事で脳の活性化に繋がるのではと、、、、、、
認知症予防に繋がると信じております!



(という堤で弁当を作ってもらいたい息子 笑 )







この記事を読んで少しでも役に立った、気持ちが楽になったと思って頂けたら嬉しく思います!
明日も自分らしく楽しく生きれますように。